大山崎町議会 2013-06-19
平成25年第2回定例会(第4号 6月19日)
平成25年第2回定例会(第4号 6月19日) 平成25年
大山崎町議会第2回
定例会会議録−第4号−
平成25年6月19日(水曜日)午前10時07分開議
〇出席議員(12名) 1番 岸 孝雄 議員
2番
加賀野伸一 議員
3番 高木 功 議員
4番 北村 吉史 議員
5番 小泉 興洋 議員
6番 森田 俊尚 議員
7番 小泉 満 議員
8番
波多野庇砂 議員
9番 山本 圭一 議員
10番 朝子 直美 議員
11番 堀内 康吉 議員
12番
安田久美子 議員
〇欠席議員(0名)
〇
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者
町長 江下 傳明
副町長 中村 実
10時55分 再開
○(
山本圭一議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
──
―――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山本圭一議長) 日程第3、第31号議案
専決処分の承認を求めることについて(大山崎町税条例の一部改正について)から、日程第7、第40号議案 大山崎町税条例の一部改正についてまでを一括議題といたします。
ただいま議題といたしました各議案は、6月4日の会議で
総務産業常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、各議案の審査を終わり、委員長から議長宛てに
審査報告書が提出されております。
各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
小泉興洋総務産業常任委員長。
(
小泉興洋総務産業常任委員長登壇)
○(
小泉興洋総務産業常任委員長) それでは、
総務産業常任委員会の
委員長報告を行います。
去る6月4日の本会議におきまして、当委員会に付託されました、第31号議案
専決処分の承認を求めることについて(大山崎町税条例の一部改正について)、第36号議案 大山崎町職員の給与の額の特例に関する条例の制定について、第37号議案 大山崎町
都市計画税条例の制定について、第39号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、第40号議案 大山崎町税条例の一部改正について。
以上、5件の議案の審査のため、6月12日、第1
委員会室におきまして、町長、副町長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。
各議案について、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第31号議案については、
全員賛成により承認すべきものと、第36号議案については、保留とする委員があり、可否同数のため、
委員長採決により否決すべきものと、第37号議案については、継続審査を求める意見がありましたが、継続審査とすることについては、賛成少数で否決をし、留保する委員がいる中、賛成者なしにより否決すべきものと、第39号議案及び第40号議案については、
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、第39号議案及び第40号議案についても保留とする委員がございました。
以上で、
総務産業常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。
これより、ただいま報告のありました5議案について、一括して
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 質疑もないようですので、これをもって各議案の
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。
まず初めに、第31号議案
専決処分の承認を求めることについて(大山崎町税条例の一部改正について)、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第31号議案
専決処分の承認を求めることについて(大山崎町税条例の一部改正について)、承認することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、第31号議案
専決処分の承認を求めることについて(大山崎町税条例の一部改正について)は、承認することに決定いたしました。
次に、第36号議案 大山崎町職員の給与の額の特例に関する条例の制定について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
11番
堀内康吉議員。
○11番(
堀内康吉議員) 第36号議案 大山崎町職員の給与の額の特例に関する条例の制定について、反対の意見を述べたいと思います。
御承知のように、この条例は、
公務員給与の
引き下げであります。私ども
日本共産党は、これまで
公務員給与に係る上程につきましては、労使間の合意を尊重する。こういう立場を基本的にはとってまいりました。しかし近年のメディアの動員も含めまして、
公務員攻撃の強まりの中で、
公務員給与引き下げは当然とばかりの提案が相次いで起こるようになっています。
公務員給料が下がれば、これをもとにして民間の賃金も下がる。民間の賃金が下がれば、これをもとにして、また
公務員給料を切り下げる、こういう、飽くなき
賃下げ競争が支配層の要求によって進められているという現状があります。今回の給与の
引き下げは、この間のどの提案に比べても許しがたいものになってきているというふうに思います。
問題の第1は、今後、
消費税増税など国民の理解を得て進めるためには、公務員が先頭に立って取り組みを進めていく姿勢を示すことが重要、これが政府の見解であります。そして国民と公務員を対立させ、国民に大増税を強いることと引きかえに、公務員は身を削れとしている点です。
2つ目に、具体的には、
地方交付税の大幅削減と賃金の抑制とを抱き合わせにして、
地方交付税の削減分を
給与削減で補えという非常に強権的なものであります。政府の
さじかげんで
地方交付税を勝手に操作できることになり、これらは許すことのできないものと考えます。この提起に対しては、地方公共6団体も一斉に反発をいたしておりまして、4月22日の共同声明では、条例により自主的に決定されるべき給与について
引き下げ要請が行われたことはあってはならないことだ、こういうふうに抗議の声を上げているわけでありますが、また
全国市町会は、
地方公務員給与額の決定に関して、国が干渉することは地方分権の根幹にかかわる問題であり、地方自治体の自主性を阻害するものとの緊急要請も行っております。まさに、地方自治への重大な干渉といえるものであります。
3つ目に、この間、消費低迷、内需の冷え込みが大きな問題となり、
デフレ不況からの脱却のためには、所得の拡大と雇用の安定が必要というのが、政府も含め、共通の認識になりつつあります。こういう認識にもかかわらず、こうした
賃下げ要請を行うことは、地域経済を一層冷え込ませ、ひいては税収減による
自治体財政に影響を与えるものとなります。これは国公労連の試算でありますけれども、7.8%の削減を行った場合、625万人に影響が及び、年間2.4兆円の
GDP減少にと、こういう試算をしております。また、これを京都府で見ますと、給与が826億円減少して、GDPも約616億円減少する。こういう試算が出ております。
最後に、今回の
賃金削減要請は、労働組合の権利を無視し、まともに交渉もしないまま、
地方交付税削減分を
地方公務員の賃下げで補えという一方的な要請であり、正常な労使関係を破壊することになりません。本町の場合は、合意ではないけれども、妥結したと。こういうふうに報告を受けておりますけれども、決して、これらの賃下げの提案に対して職員の皆さんが合意をされたわけではありません。
以上の点から、今回の
給与引き下げ条例については、私ども
日本共産党は反対とするものであります。
以上であります。
○(
山本圭一議長) 8番
波多野庇砂議員。
○8番(
波多野庇砂議員) 会派のぞみ、委員会では留保しましたので、反対を表明し、以下、理由を述べます。
1つに、
提案理由に、
都市計画税導入とあわせて、歳出の削減に資する
人件費削減を行いとあります。しかし、この後、第37号議案とは、
都市計画税制定の採決があります。採決の行方次第では、整合性の問題が生じかねないこととなります。
2つに、
提案理由の中で、本町の極めて厳しい財政状況を踏まえつつ、今後の
まちづくりを進めるための云々と述べ、国の強い影響もとの説明もありました。また、組合との3回の交渉を経たものの合意とはいえる形ではないとの報告でありました。
3つに、このたびの私の一般質問の中で指摘しましたが、@町の業務として、直ちにやるべき事案の3カ月間の放置や、Aああ言えばこう言う、言いわけばかりが目につく職員さんも見られないわけでもないわけで、町長の口だけの「ホウレンソウ」も気になるところとして
、モチベーションの低下なのか、または気力の欠如なのかとして、いろいろ考えさせるケースもありますが、しかし、これらは、一部の例外とすれば、大部分の多くの職員さんについては頑張っていただいているわけで、等々鑑み、当面、このままでとして推移を見るべきであるとして、本議案に反対とするものであります。
以上です。
○(
山本圭一議長) 7番 小泉 満議員。
○7番(小泉 満議員) 大山崎町職員の給与の額の特例に関する条例の制定について、会派維新、反対の立場で討論させていただきます。
提案理由が明確でありません。
提案理由が、国は
東日本大震災の
復興財源確保のため、
国家公務員給与の2012、2013年度で平均7.8%削減してきています。このため、
ラスパイレス指数において、
国家公務員の給与を100とした場合、
地方公務員の給与水準が高くなってきています。このため、
地方公務員への
給与引き下げを国が要求、国の要求に応えるためとの理由でありません。
提案理由が明確でありません。
以上より反対とさせていただきます。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 第36号議案 大山崎町職員の給与の額の特例に関する条例の制定について。
大山崎クラブとしては、委員会で留保、そして、
委員長採決で否決という形になりましたが、賛成の立場から討論をさせていただきます。
提案理由の、本町の極めて厳しい財政状況を踏まえつつ、今後の
まちづくりを進めるための財源となる
都市計画税の導入とあわせて、歳出削減に資する
人件費削減を行い、
行財政改革を一層推進するための提案というふうにされておりますが、これは全く当てはまらないというふうに考えております。もし、これを理由とされるのであれば、本条例は、来年の3月末までの期限を切られていること、このことでは全く説明がつきません。あくまで
国家公務員の
給与削減にあわせた
ラスパイレス指数を100以下に設定するための議案であるというふうに解釈をいたしております。また、本町の職員給与は、近隣2市と比較して最初から低く設定がなされております。号級によって一律に下げるのではなく、
大山崎クラブがかねてより提案をいたしております、「頑張る職員が報われる」、そのために
人事考課制度の導入の検討をお願いしたい。本条例の期限を過ぎた後、近隣2市との格差解消のための
地域手当等の率の改正を求め、あえて賛成をさせていただきます。
○(
山本圭一議長) 3番 高木 功議員。
○3番(高木 功議員) 第36号議案 大山崎町職員の給与の額の特例に関する条例の制定について、討論いたします。
ラスパイレス指数100未満、国の水準にあわせるためと言われていますので、
提案理由には甚だ疑問視いたしますけれども、公明党として賛成いたします。
○(
山本圭一議長) 1番 岸
孝雄議員。
○1番(岸
孝雄議員) 第36号議案 大山崎町職員の給与の額の特例に関する条例の制定について、賛成の立場で討論させていただきます。
本条例の背景につきましては、
先ほど反対討論の中でもありましたとおり、さまざまな背景があり、国家施策として、
国家公務員給与を基準とした
ラスパイレス指数との整合の側面が色濃い状況の内容になっております。職員の皆さんのみに期限を切られているとはいえ、負担を押しつけるというのは、甚だ心苦しい限りではございますが、こういった国家施策、そして、これに伴う
交付税等の収支の影響、さまざまなものを勘案いたしまして、この本条例、期限つきではございますが、賛成とさせていただきます。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第36号議案 大山崎町職員の給与の額の特例に関する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。
したがって、第36号議案 大山崎町職員の給与の額の特例に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。
次に、第37号議案 大山崎町
都市計画税条例の制定について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
8番
波多野庇砂議員。
○8番(
波多野庇砂議員) 会派のぞみ、反対として、理由を述べます。
理事者の3月での予告説明では、細る税収源、そして、多くの町施設の経年劣化に伴う再構築が必要であるとの説明でありました。したがって、
都市計画税の創設が必要であるとの説明があったわけで、念のため、議会が承認しなければどうするのかとお尋ねしたところ、平成26年度の予算が組めず、
受益者負担を求めざるを得ないとの説明は、どんぶり勘定に見えると指摘したとおりであります。なお、住民さんには、
タウンミーティング6回を予定し、説明責任を果たすとの報告でありました。その後、住民さんの意見には、法律でいう
都市計画税とは目的税であり、きちんとした目的が示されることが必要であるとの指摘がありました。また、請願が提出されたわけであります。
次に、第2幕として、広報誌の全戸配布で、
タウンミーティング10会場の案内と同時に、
にわか仕立ての複合ビル、イラストでは6階建てを説明に加える等、説明自体が混乱となる経緯となったものであります。なお、提案されたので、精査すべき義務があるとして、多忙をきわめましたが、2つ目の
バブル庁舎となりかねずとして、大きな問題と指摘したものであります。私、全16回の
タウンミーティングには15回傍聴し、住民さんの御意見に耳を傾けたわけであります。
以上の経緯の中で、「町長の公約にない」との指摘に、町長は、財政の健全化を示したと述べましたが、その中に
都市計画増税を含むと述べ、開き直った感がありました。したがって、精査した結果、書いてあるのは、1つ目に総人件費の削減、2つ目に事業の
集中投資化のみの記載であり、
都市計画増税の想定はない形でありました。詭弁ではないのかと指摘ができるものであります。また、
DENMEIマニフェストとした多くの項目について、断念、凍結、不調、放置が目立ち、もはや信頼度の問題に達した現時点であるとして、私のさきの一般質問の中でも述べたとおりであります。つまり住民さんとして増税されただけとして、抜本対策ではなかったとの結果になりかねずを懸念するものであります。ともなれば、議員としても責任の一端が生ずることとなりかねないこととなります。
最後に、会派のぞみとしてまとめます。当町における税収が細る状況、また、多くの町施設の老朽化対策、インフラに係る道路と水道の再構築の問題は急がなければなりません。したがって、認識については同じくするものであります。ただ、私が求めているのは、増税となる負担と、多くの問題解決へのスキームが一体的、明確であることが条件であると主張するものであります。日ごろより主張しているのは、具体的に、長岡京市と大山崎町の単独、先発合併であり、しかし、向日市の参加はいつでも歓迎するスタンスを主張しているものであります。
最後に、本議案に反対とする場合は、解決すべき対案を用意すべきであると指摘するものであります。
以上、付記するものであります。
○(
山本圭一議長) ほか。
10番 朝子直美議員。
○10番(朝子直美議員) 第37号議案 大山崎町
都市計画税条例の制定について、
日本共産党を代表いたしまして、反対の討論をさせていただきます。
日本共産党議員団は、この間主張してきましたように、本町の財源不足の原因等について、江下町政の分析とは一致しない点もありますけれども、その問題は別にして、客観的事実として、本町の財政状況が大変厳しいことは共通の認識としております。
ところで、今回提案されております
都市計画税は、都市計画施設の整備・拡充を推進するための財源と説明されています。しかし、本町には、例えば駅前再開発や区画整理、それに伴う道路の整備等、いわゆる都市計画といわれる計画があるわけではなく、既存施設の老朽化への対応や耐震化を進めるための財源不足を補うものでしかありません。
都市計画税でなくてはならない根拠はないと言えます。そもそも
都市計画税は、その本質において、使途がいわゆるインフラ整備に限定されており、建設のための建設、つまりは、不要な大型開発を促進するものであり、また、法人の徴収において、償却資産にはかからないという特徴を持っているため、結果的に住民負担割合が大きくなるものです。住民に新たな負担を求めるに当たっては、何よりも住民合意を大前提とするべきです。しかし、
都市計画税が使途が限られる財源である点からも、徴収において住民負担偏重であるという点からも、住民合意の得られるものではないと考えますので、本議案には反対をいたします。
以上です。
○(
山本圭一議長) 7番 小泉 満議員。
○7番(小泉 満議員) 大山崎町
都市計画税条例の制定について、会派維新、反対の立場で討論させていただきます。
一言、住民の民意を得られてませんので、反対とさせていただきます。
広報によるチラシ配布等をし、2月、5月、
都市計画税導入の理解を得るべく、
タウンミーティングを開いてきていますが、非常に参加者が低調、少ない。このことを見ても多くの住民が反対表明をしているのと一緒です。税金をふやすのもよいですが、もっと使うほう、歳出を減らすことを考えてもどうですか、町長。
なお、どうしても
都市計画税を導入されるのであれば、早急に民意を問うべきと思います。解散、町長選、町議選を検討されてはいかがですか。
○(
山本圭一議長) 3番 高木 功議員。
○3番(高木 功議員) 第37号議案 大山崎町
都市計画税条例の制定について、討論いたします。
都市計画税の導入で、下水道について、昨年の集中豪雨で鏡田地区において床下・床上浸水の災害が起こったことにより雨水排水施設の改修を含む整備が必要、また、水道施設整備計画に沿った整備についても、水道懇談会で答申書に基づき、水道施設整備計画が作成され、年間事業費として7,000万円が想定されています。この2つの事業については理解もしますし、大山崎町の都市基盤整備としてやっていかなければいけない事業だと思います。しかし、
タウンミーティングに参加された方に配布されている添付資料からすると、複合型施設の建設は28年以降、町道1号線の整備については26年度とされていますが、具体的な計画も出ていませんし、議会に対して何の説明もありません。したがって、この事業について住民も理解されていないと思いますので、十分な時間をかけ、再度、議論・審議をなされるべきだと私は考えます。
最後に、次世代の若者たちが、これまでの町政のツケだけのために大きな税の負担だけを背負わせることは避けなければなりません。そのためにも、この
都市計画税導入については、住民の人たちが納得するように
都市計画税の税率の見直し、また実施期間についても十分な時間をかけて審議していただくよう要望し、この議案に対しては保留とし、公明党としては留保いたします。
○(
山本圭一議長) 6番 森田俊尚議員。
○6番(森田俊尚議員) 第37号議案 大山崎町
都市計画税条例の制定について、
大山崎クラブを代表しまして、反対の立場で討論いたします。
江下マニフェストは、議員としての14年間、議長としての2年間、計16年間を通じて温めてこられた、いわば政治家としての信念・信条のはずですが、この
都市計画税に関する文字や言及は一切ありません。今年の10月で、町長就任丸3年目を迎えられますが、今のところ、御自身のマニフェストのほとんどが「実施不可能」に陥っており、その穴埋めとして考えつかれたのか、それとも町が不測の事態に陥ったのか、突如、この
都市計画税導入を提案されました。
江下町長が去る6月定例議会一般質問の2日目の答弁で、「マニフェストも、ときには町の不測の事態等が発生した場合、その方向を転換することもあり得る」と言われました。これは重大発言であり、住民との約束のもと、町長に就任された方として、町民を裏切る発言と言えます。
都市計画税導入については、昨年の9月議会で、議員には一応声をかけられ、今年に入った2月に、そして4月及び5月に
タウンミーティングを開催し、住民には十分な説明責任が果たせたと言われ、あとは議会の権能で判断してくれという答弁にはほとほとあきれてしまいます。自分は、やるべきことはしっかりやった、もし、これが導入されなかったら、議員のあなたたちの責任で、住民サービスの低下、インフラ整備の行き詰まり、上下水道整備のおくれによる災害時の大混乱を引き起こすなど、全て責任を押しつけようとするおつもりでしょうか。そして、何より、町長が再三再四言っておられます「報告・連絡・相談」であります。町長の政治姿勢と、それを支える町職員及び議会との一体感、連帯・連携によって何事にも臨む姿勢が大切でありますが、江下町長の言動には、残念ながら、実行・実動が伴っておりません。
以上のような理由から、この税条例の制定について、反対の立場といたします。
○(
山本圭一議長) ほかございますか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) では、次に賛成者の発言を許します。
1番 岸
孝雄議員。
○1番(岸
孝雄議員) 第37号議案 大山崎町
都市計画税条例の制定について、賛成討論の前に、一言思いを述べさせていただきます。
本議案というのは、都市計画を導入するための条例の制定であるにもかかわらず、この間、議会の中では、この条例の中身についての議論がなされませんでした。
タウンミーティングにおきましては、一般住民の方から多くの指摘がありました。その内容としては、目的税本来の趣旨に合致してないという指摘もございました。また、
都市計画税使途目的、あるいは徴収時期についての御意見も多くございました。いずれも、これらの御意見というのは、この条例の中身の議論で大いに議論すべき内容であるとの認識に立ち、我々民主フォーラムといたしましては、修正案の作成で、これまで修正協議を試みてまいりました。その内容というのが、第2条として、
都市計画税の使途の明確化ということで、
都市計画税の使途を明らかにし、これを広く周知しなければならないという義務規定を盛り込むこと。2つ目には、この
都市計画税の徴収時期について、条例制定後、制定後に開かれる都市計画法第19条に基づき、都市計画の決定がされ、そして、同法第59条に基づき、都市計画事業が認可された日の属する年の翌年の1月1日から適用を開始するとの修正案も盛り込んで協議を働きかけましたが、残念ながら、時間的な問題、さまざまな問題がありまして、この間合意に至ることができませんでした。
こういった背景から、我々は、
都市計画税の議論は、まだ大変厳しい財政状況、具体的に申しますと、町の貯金ともいうべき財政調整基金がいよいよ残り100万円というような、本当にもう後がない状況で、町長の私の一般質問の答弁にもありましたように、この町政における
まちづくりの最優先課題としては、雨水排水施設の整備、そして水道施設整備であるということで、町民の安心・安全の生活の担保、またインフラの整備、これを第一優先課題という意思が明確になった以上、私は、この税条例のあり方について、もっともっと議論する必要があるという認識で賛成の意思を表明させていただきます。
以上です。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
(退席者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第37号議案 大山崎町
都市計画税条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手少数です。
したがって、第37号議案 大山崎町
都市計画税条例の制定については、否決されました。
(退席者入場)
○(
山本圭一議長) 続いて、第39号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
11番
堀内康吉議員。
○11番(
堀内康吉議員) 第39号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、反対の意見を述べたいというふうに思います。
先ほど申し上げました第36号議案、職員給与の
引き下げの条例、後で出てまいります
議員提出議案第2号 議会議員の報酬に関する条例の一部改正にも、これは共通した問題であるというふうに思います。
一言で申し上げるなら、自治機能の低下につながるような措置は控えるべきだというのが私どもの考えであります。有能な人材を確保していく、こういうためにも一定の負担は必要だと、これは民主主義のコストとして考える必要があるということであります。もちろん、特権的地位を誇示するかのような法外な報償については、私どもは賛成ではありませんが、現状の特別職の給与は、これに当たらないというふうに判断をいたしました。ましてや、
引き下げをてこにして、職員給与の
引き下げ、
都市計画税導入を進めるというようなこと等は論外と言わなくてはなりません。今回の職員
給与引き下げの政府要請については、先ほども申し上げましたように、地方6団体はもとより、町長自身も憤りを感じると。こういうふうにおっしゃっているわけですから、そこは、気骨ある対応ということが求められているのではないでしょうか。でなければ、政府が消費税率引き上げの口実に、
公務員給与を
引き下げ、そして地方には交付税削減の口実、こういうことについての反論の論拠をみずからが封じることになるのではありませんか。地方財政をめぐる厳しい実情については私どもも理解をしているところではありますが、理不尽な要求には、住民、職員と一緒に政府に物申す、そういう政治姿勢が地方自治体には今求められている。むしろそういう時期に地方自治体全体は来ているのではないでしょうか。私はそのように考えるところであります。
以上で、反対の討論といたします。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
8番
波多野庇砂議員。
○8番(
波多野庇砂議員) 会派のぞみ、賛成として理由を述べます。
そもそも、36号議案とリンクしているわけで、同種でありますが、その整合性について、しかし、36号議案とは一般職中心と考えれば、39号議案とは特別職、町長、副町長、教育長等三役は民間で考えれば経営者となります。その経営者がみずから判断したわけで、何ら矛盾はないとして、賛成とするものであります。
以上です。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 39号議案に対し、
大山崎クラブとして、委員会では留保させていただきましたが、賛成の立場から討論させていただきます。
これは、先ほど37号議案が否決をされました。
提案理由にありますように、36号議案と全く同じ
提案理由になっております。本来ですと、どういうふうに対応するのか、非常に悩ましいところですが、町長としては、はっきり、これ以上の賃下げ、これをされると、もうちょっと変わってきたのではないかというふうに思います。一般の住民さんが言われてますのは、極論すれば、約束をしてないことを実行しようとした。このことに対して、こんな町に住んでいたくないという、そういう申し出を私は何件も受けました。あえて、これは町長が提案されたことですので、
大山崎クラブとしては賛成をいたしますが、本来ですと、一般質問ではっきり言わせていただきました出直し町長選、これをやっていただくべきじゃないか、このように思っております。一応、そういうことでございますので、賛成とさせていただきます。
○(
山本圭一議長) ほか。
3番 高木 功議員。
○3番(高木 功議員) 第39号議案、一応、身を切る改革と言われていますので、少しは不満がありますけれども、この議案に対して、公明党としては賛成いたします。
○(
山本圭一議長) 7番 小泉 満議員。
○7番(小泉 満議員) 会派維新、賛成の立場で討論させていただきます。
町を立て直すため、町長が、隗より始めよ、隗より始めよという、トップみずから意識を示されたことは非常に大きな意義があり、賛成とさせていただきます。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
1番 岸
孝雄議員。
○1番(岸
孝雄議員) 第39号議案、賛成の立場で討論させていただきます。
本件は、36号議案 大山崎町職員の給与の額の特例に関する条例の制定についてと同じ背景にあるものと判断いたしております。もちまして、36号議案の賛成理由と全く整合しているものであり、賛成の意を表明させていただきます。
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第39号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。
したがって、第39号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
次に、第40号議案 大山崎町税条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
11番
堀内康吉議員。
○11番(
堀内康吉議員) 第40号議案 大山崎町税条例の一部改正について、反対の意見を申し上げたいと思います。
付託されておりました総務委員会では、なお、精査が必要だということで態度を留保しておりましたが、反対するものといたしました。
地方税条例の一部改正については、さきの国会におきまして、3月の29日に成立しておりますが、我が党だけは反対をいたしました。この地方税法の一部を改正する法律は、国際バルク戦略港湾の荷さばき施設等に対する固定資産税等の軽減制度の創設等、いわゆる大企業税制優遇策が盛り込まれました。また、復興支援策としての
東日本大震災の津波被災区域における固定資産税の課税免除措置の1年の延長、住宅・土地税制では、個人住宅ローン控除の延長、拡充、あるいは延滞金の
引き下げ等がありました。功罪が一見相半ばしているように見えるわけでありますが、しかし、例えばこの個人住宅ローン控除の延長、拡充という問題は、実はその後にまいります消費税率の引き上げ、こことリンクをしておりまして、つまり消費税を導入をする、税率の引き上げを進めるという、こういうことと一体のものであります。
私どもは、かねてから申し上げておりますように、上位法の国の法律に反対して、それによる地方の条例等の改正について単純に反対をすると、こういったものではありません。申し上げたような理由が中心的なものであります。とりわけ、消費税に絡む問題といたしましては、来年4月からと、法案はなっているわけでありますが、同時に、実施については景気動向を見きわめるともされており、また、この消費税の税率引き上げ問題というのは、公約になかったということが大きな問題の一つとなっておりまして、7月の参院選挙の大きな争点ともなっています。この時期にあえて、税率引き上げ、消費税の税率引き上げの下準備を、あえて施行日に、まだ猶予があるこの時期に整えることは適当ではないと、このように判断をいたしましたので、この条例案には賛成しないものということになりました。
以上であります。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第40号議案 大山崎町税条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。
したがって、第40号議案 大山崎町税条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
──
―――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山本圭一議長) 続きまして、日程第8、第35号議案
専決処分の承認を求めることについて(8月14日の大雨による浸水に係る被害の和解及び損害賠償の額の決定について)から、日程第12、第43号議案 大山崎町
道路占用料徴収条例の一部改正についてまでを一括議題といたします。
ただいま議題といたしました各議案は、6月4日の会議で、建設上下水道文教厚生常任委員会に付託をしたものでございますが、配付いたしておりますとおり、各議案の審査を終わり、委員長から議長宛てに
審査報告書が提出されております。
各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長。
(森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長登壇)
○(森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、建設上下水道文教厚生常任委員会の
委員長報告を行います。
去る6月4日の本会議におきまして、当委員会に付託されました、第35号議案
専決処分の承認を求めることについて(8月14日の大雨による浸水に係る被害の和解及び損害賠償の額の決定について)、第38号議案 大山崎町子ども・
子育て会議設置条例の制定について、第41号議案 大山崎町
スポーツ振興審議会条例の一部改正について、第42号議案 大山崎町
福祉医療費の支給に関する条例の一部改正について、第43号議案 大山崎町
道路占用料徴収条例の一部改正について。
以上、5件の議案の審査のため、6月13日、第1
委員会室におきまして、町長、副町長、教育長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。
各議案について、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第35号議案については、
全員賛成により承認すべきものと、第38号議案、第41号議案、第42号議案及び第43号議案については、
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、第38号議案については、留保とする委員がございました。
以上で、建設上下水道文教厚生常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。
これより、ただいま報告のありました5議案について、一括して
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 質疑もないようですので、これをもって各議案の
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。
まず初めに、第35号議案
専決処分の承認を求めることについて(8月14日の大雨による浸水に係る被害の和解及び損害賠償の額の決定について)、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第35号議案
専決処分の承認を求めることについて(8月14日の大雨による浸水に係る被害の和解及び損害賠償の額の決定について)、承認することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、第35号議案
専決処分の承認を求めることについて(8月14日の大雨による浸水に係る被害の和解及び損害賠償の額の決定について)は、承認することに決定いたしました。
次に、第38号議案 大山崎町子ども・
子育て会議設置条例の制定について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
12番
安田久美子議員。
○12番(
安田久美子議員) この第38号議案については、この会議の設置条例と子育て支援法の関係が少し考えるところがありましたので、留保させていただきました。ここで態度を明らかにさせたいと思います。
この子ども・子育て支援法は、昨年の8月に採択をされて、早ければ15年の4月から実施を目指しているものです。4月から、国で子ども・子育て会議が発足をして、自治体でも設置が努力義務とされ、乙訓2市に先駆けて、大山崎町で条例化をしようというものです。
子ども・子育て支援法については、以前から、私たち共産党は一般質問等でも取り上げて批判をしてまいりました。その大きな要因の一つに、保育に欠ける児童に対して、児童福祉法が掲げる保護者から申し込みがあったときは、これらの児童を保育所において保育しなければならないという部分、これが削除され、この部分が、必要な保育を確保するための措置を講じなければならないというふうになり、町の責任の内容が大きく変わり、保育の公的責任を後退させるものとなっております。また、規制緩和で企業が参入できるようになった2000年では、補助金は保育以外には使えないということになっていましたが、今回の子ども・子育て支援法では、企業への補助金の使い道には一切制限を加えておりません。このことにより、一層、保育を営利目的に使われることに道を開くものとなります。このようなことから、子ども・子育て支援法の全体には反対をいたしておりますが、だからといって、この子ども・子育て会議が設置されなければ問題が解決されるというわけではありません。設置して、よりよい機能を持たせることが必要な対応と考えております。
よって、子育て全般について十分審議ができるよう運営すべきとして賛成といたします。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
7番 小泉 満議員。
○7番(小泉 満議員) 会派維新、賛成の立場で討論させていただきます。
次の時代の社会を担う子ども一人一人の育ちを社会全体で応援するため、子育てに係る経済的負担の軽減や、安心して子育てができる環境整備等の施策等、総合的な子ども・子育て支援を推進していくことは大変重要です。したがって、賛成とさせていただきます。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第38号議案 大山崎町子ども・
子育て会議設置条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、第38号議案 大山崎町子ども・
子育て会議設置条例の制定については、原案のとおり可決されました。
次に、第41号議案 大山崎町
スポーツ振興審議会条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第41号議案 大山崎町
スポーツ振興審議会条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、第41号議案 大山崎町
スポーツ振興審議会条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
次に、第42号議案 大山崎町
福祉医療費の支給に関する条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
10番 朝子直美議員。
○10番(朝子直美議員) 第42号議案 大山崎町
福祉医療費の支給に関する条例の一部改正について、賛成の立場で一言述べさせていただきます。
委員会の後に、さらに精査したところ、今回の
福祉医療費は、対象が父子家庭に拡大すると同時に所得制限の基準額の見直しが行われ、大山崎町でいえば、対象世帯が縮小し、大山崎町では7世帯の方が対象外となるということがわかりました。国の制度である児童扶養手当の所得制限の基準に準じているとのことですけれども、これを固定的なものとは考えず、常に本町におけるひとり親家庭の実態把握に努めていただき、実態に応じた制度設計となることを強く求めまして、賛成といたします。
以上です。
○(
山本圭一議長) ほかございますか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第42号議案 大山崎町
福祉医療費の支給に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、第42号議案 大山崎町
福祉医療費の支給に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
次に、第43号議案 大山崎町
道路占用料徴収条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第43号議案 大山崎町
道路占用料徴収条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、第43号議案 大山崎町
道路占用料徴収条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
──
―――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山本圭一議長) 続きまして、日程第13、第32号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計補正予算(第1号))から、日程第16、第44号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。
ただいま議題といたしました各議案は、6月4日の会議で
予算決算常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、各議案の審査を終わり、委員長から議長宛てに
審査報告書が提出されております。
各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
高木 功予算決算常任委員長。
(高木 功予算決算常任委員長登壇)
○(高木 功予算決算常任委員長) それでは、
予算決算常任委員会の
委員長報告を行います。
去る6月4日の本会議におきまして、当委員会に付託されました、第32号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計補正予算(第1号))、第33号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町
一般会計補正予算(第7号))、第34号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第2号))、第44号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第1号)。
以上、4件の議案の審査のため、6月14日、第1
委員会室におきまして、町長、副町長、教育長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。
各議案について、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第32号議案、第33号議案及び第34号議案については、いずれも
全員賛成により承認すべきものと、第44号議案については、
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告申し上げます。なお、第44号議案については、留保とする委員がございました。
以上で、
予算決算常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。
これより、ただいま報告のありました4議案について、一括して
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 質疑もないようですので、これをもって各議案の
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。
まず初めに、第32号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計補正予算(第1号))について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第32号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計補正予算(第1号))について、承認することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、第32号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計補正予算(第1号))は、承認することに決定いたしました。
次に、第33号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町
一般会計補正予算(第7号))について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第33号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町
一般会計補正予算(第7号))について、承認することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、第33号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町
一般会計補正予算(第7号))は、承認することに決定いたしました。
次に、第34号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第2号))について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第34号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第2号))について、承認することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、 第34号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成24年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第2号))は、承認することに決定いたしました。
次に、第44号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第1号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
10番 朝子直美議員。
○10番(朝子直美議員) 第44号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第1号)に対する賛成の討論をいたします。
委員会のときにも述べていたんですけども、本議案中、私たちが賛成できない項目として、
都市計画税の徴収のための経費がありましたけれども、先ほど、第37号議案については否決されましたので、この部分は未執行になるということで、修正等の必要はないものと考えます。また、子ども・子育て会議に関連する予算につきましても、先ほど38号議案の討論において述べたとおりです。その他、本補正予算には、風疹ワクチン接種費用助成や学校施設整備費など計上されておりまして、これらは住民にとって必要な予算ですので、賛成とさせていただきます。
以上です。
○(
山本圭一議長) 8番
波多野庇砂議員。
○8番(
波多野庇砂議員) 会派のぞみ、留保していましたので、賛成として理由を述べます。
風疹ワクチンの接種助成も入っていますし、賛成できるものであります。ただ、先ほど否決された第37号議案とかかわる
都市計画税導入業務委託料とした452万円については、保留状態となるとして整合性については問題ないと解釈をなし、賛成とするものです。
以上です。
○(
山本圭一議長) 6番 森田俊尚議員。
○6番(森田俊尚議員) この第44号議案について、
大山崎クラブは留保の立場をとっておりましたけれども、賛成の立場で討論いたします。
この補正予算案には、保健衛生費のうち、予防費として、風疹ワクチン任意接種費用助成として280万円が計上されています。風疹による罹患による弊害が昨今、都市部を中心として急速に大きな問題となっております。町としても早急に措置を講じていただきますよう強く求め、賛成といたします。
以上です。
○(
山本圭一議長) 7番 小泉 満議員。
○7番(小泉 満議員) 会派維新、委員会では留保していましたので、態度を表明させていただきます。賛成の立場で討論させていただきます。
議案第37号議案に絡んでいる予算が計上されていましたが、37号議案が否決されましたので、賛成とさせていただきます。
○(
山本圭一議長) 3番 高木 功議員。
○3番(高木 功議員) 第44号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算について、これには風疹ワクチンの接種費用が新たに追加されていますので、住民にとっては本当にうれしいことだと思いますので、この議案に対して賛成いたします。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第44号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、 第44号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました追加
議事日程のとおり、これを日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに追加いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 御異議なしと認めます。
したがって、配付いたしました追加
議事日程のとおり、これを日程に追加し、直ちに追加することに決定いたしました。
──
―――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山本圭一議長) 追加日程第1、第47号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
ただいま議題といたしました第47号議案は、本日の会議で
予算決算常任委員会に付託したものですが、配付いたしましたとおり、審査を終わり、委員長から議長宛てに
審査報告書が提出されております。
本案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
高木 功予算決算常任委員長。
(高木 功予算決算常任委員長登壇)
○(高木 功予算決算常任委員長) それでは、
予算決算常任委員会の
委員長報告を行います。
本日の本会議において追加提案を受け、当委員会に付託されました、第47号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第2号)の議案の審査のため、本日、第1
委員会室におきまして、町長、副町長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。
理事者から詳細な説明を求め、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第47号議案については、
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、
予算決算常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。
これより、ただいま報告のありました第47号議案について、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 質疑もないようですので、第47号議案の
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、第47号議案について、討論、採決を行います。
第47号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第2号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
7番 小泉 満議員。
○7番(小泉 満議員) 会派維新、賛成の立場で討論させていただきます。
早急にメーカーに発注手続をし、原因を究明し、一日も早く復旧、恒久対策をしていただくことをお願いし、賛成とします。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第47号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。
したがって、第47号議案 平成25年度大山崎町
一般会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。
元日程に戻ります。
──
―――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山本圭一議長) 日程第17、請願第1号 平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対する請願書、及び日程第18、陳情第1号 「平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対する」に関する陳情書を一括議題といたします。
ただいま議題といたしました請願第1号は、3月5日の会議で、改正前名称 総務産業厚生常任委員会に付託をし、同月21日の会議で委員会の閉会中の継続審査とすることに決定したものですが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛てに
審査報告書が提出されております。また、陳情第1号は、6月11日の会議で
総務産業常任委員会に付託をしたものですが、配付いたしておりますとおり、同様に審査を終わり、委員長から議長宛てに
審査報告書が提出されております。
本請願・陳情の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
小泉興洋総務産業常任委員長。
(
小泉興洋総務産業常任委員長登壇)
○(
小泉興洋総務産業常任委員長) それでは、
総務産業常任委員会の
委員長報告を行います。
3月定例会より継続審査となっております、請願第1号 平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対する請願書、及び6月11日の本会議におきまして、当委員会に付託されました陳情第1号 「平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対する」に関する陳情書。
以上、2件の審査を、6月12日、第1
委員会室におきまして、町長、副町長及び担当職員の出席を得て行いました。
請願及び陳情について、慎重審査の結果、請願第1号、陳情第1号ともに、
全員賛成により採択すべきものと決しました。なお、請願第1号、陳情第1号ともに、留保とする委員がございました。
以上で、
総務産業常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。
これより、ただいま報告のありました、請願第1号及び陳情第1号について、一括して
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 質疑もないようですので、これをもって請願・陳情についての
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、請願第1号及び陳情第1号について、討論、採決を行います。
初めに、請願第1号 平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対する請願書について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
3番 高木 功議員。
○3番(高木 功議員) 請願第1号について、
都市計画税の導入で、保留していますので、公明党としては、留保したいと思います。
○(
山本圭一議長) ほかございますか。
1番 岸
孝雄議員。
○1番(岸
孝雄議員) 請願第1号について、反対の討論をさせていただきます。
本請願、書かれている内容は、なるほど理解できる内容でございます。しかしながら、先ほど採決されました37号議案、この大もとになっている議案のほうに賛成をしております関係で、整合性の観点から反対をさせていただきます。
○(
山本圭一議長) ほかございますか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
8番
波多野庇砂議員。
○8番(
波多野庇砂議員) 本請願につきましては、署名数387名様分、その内容において、いわゆる主文となる部分で、平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対すると明記があります。したがって、紹介議員の一人して署名した経緯であります。
以上、賛成とします。
○(
山本圭一議長) ほか。
6番 森田俊尚議員。
○6番(森田俊尚議員) この継続となっていた議案について、私たちも、先ほど第37号議案で税条例の制定に関して反対いたしました関係で、この請願には賛成の立場をとります。と言いますのも、3月の時点で出されて、その後、町長がどのような説明をされるか、非常に注視をしていたわけですけども、結果的に住民の同意も得られない、もちろん議会も得られない、さまざまなことを勘案した中で、今後、本当にこの税条例というのは慎重に期して臨むべきものでありますけども、非常に町長の安易な態度等が今回の6月議会でも顕著になりましたので、この請願には賛成の立場といたします。
以上です。
○(
山本圭一議長) 11番
堀内康吉議員。
○11番(
堀内康吉議員) 一言、賛成の意見を申し上げたいと思います。
請願第1号、そして、その次に出てまいります陳情第1号、いずれも同趣旨のものでありますので、一括して意見を申し上げておきたいというふうに思います。
第37号議案のところでも反対の討論の中で出ておりましたけれども、一つは、この
都市計画税が公約になかった、あるいは都市計画が後で、税の導入計画が先だなどいわゆる手続論という問題がかなり論議の中心になっておったように思いますし、また、この請願、後に出てまいります陳情についても、そういう趣旨がこの
都市計画税の増税に反対するものとして述べられております。しかし、私どもは、それらのものについて全く道理がないというふうに思うわけでありませんけれども、あくまでこの
都市計画税に反対をするというのは、先ほど同僚議員が、この税導入についてのところで述べましたように、その税の持っている徴収方法、あるいは使途等が適当でないというのが基本的には反対の中心問題でありますので、結論としてのこの2つの請願書、陳情書には賛成できるわけでありますけれども、その前段で述べられている理由については、若干意見が異なるところもあるということだけ説明させていただいて、賛成の討論とさせていただきます。
以上です。
○(
山本圭一議長) ほかございますか。
7番 小泉 満議員。
○7番(小泉 満議員) 会派維新、賛成の立場で討論させていただきます。
一言、住民の民意でありますので、賛成とします。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
(退席者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
請願第1号 平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対する請願書について、採択することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。
したがって、請願第1号 平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対する請願書は、採択することに決定いたしました。
(退席者入場)
○(
山本圭一議長) 次に、陳情第1号 「平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対する」に関する陳情書について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
3番 高木 功議員。
○3番(高木 功議員) 公明党としましては、請願書と同じように、陳情書に対しても留保いたします。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
1番 岸
孝雄議員。
○1番(岸
孝雄議員) 陳情第1号について、反対の意を表明させていただきます。
理由は、先ほどの請願第1号と同理由となります。
以上です。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
8番
波多野庇砂議員。
○8番(
波多野庇砂議員) 本陳情につきましては、408名様分につきまして、その主文並びに件名ですけれども、平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対すると明記があります。含みがあると考えるわけでありますが、以上、賛成とする理由であります。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 陳情第1号に関しまして、
大山崎クラブとして、委員会においては留保させていただきましたが、賛成の立場から討論させていただきます。
1点のみ、水道事業の赤字補填等に使われる可能性があるというふうにありました。この部分は、多分議論の中では、ないであろうというふうに解釈をいたしました。しかし、こうして、さきの請願、そして今回の陳情第1号において、多くの住民の皆さんがこのように活動されたということ、この意思を尊重しまして、賛成とさせていただきます。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
(退席者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
陳情第1号 「平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対する」に関する陳情書について、採択することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。
したがって、陳情第1号 「平成26年度からの
都市計画税導入(増税)に反対する」に関する陳情書は、採択することに決定いたしました。
(退席者入場)
──
―――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山本圭一議長) 日程第19、
議員提出議案第2号
大山崎町議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
ただいま議題といたしました
議員提出議案第2号は、6月11日の会議で、議会改革特別委員会に付託をしたものですが、配付いたしておりますとおり、議案の審査を終わり、委員長から議長宛てに
審査報告書が提出されております。
本議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
堀内康吉議会改革特別委員長。
(
堀内康吉議会改革特別委員長)
○(
堀内康吉議会改革特別委員長) それでは、議会改革特別委員会の
委員長報告を行います。
去る6月11日の本会議におきまして、当委員会に付託されました、
議員提出議案第2号
大山崎町議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について。
この議案審査のため、6月17日、第1
委員会室におきまして、委員会を開催いたしました。議案について、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、
議員提出議案第2号については、賛成少数により否決すべきものと決しました。
以上で、議会改革特別委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。
これより、ただいま報告のありました
議員提出議案第2号について、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 質疑もないようですので、これをもって、
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、本議案について、討論、採決を行います。
議員提出議案第2号
大山崎町議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
3番 高木 功議員。
○3番(高木 功議員)
議員提出議案第2号について、討論いたします。
各会派に事前に相談もなく、個人提案で提出されたと言われています。このように議会無視で出されると議会の秩序が乱れますので、この
議員提出議案第2号に対して、公明党として反対します。
○(
山本圭一議長) ほかございますか。
11番
堀内康吉議員。
○11番(
堀内康吉議員)
議員提出議案第2号
大山崎町議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、反対をしたいと思います。
簡単に4つ趣旨を述べておきます。
1つ目に、我が党は、定数削減も、また今回の提案の議員報酬の
引き下げについても、議会機能、自治機能を後退させるものとして賛成できません。政治は、意欲を持つ全ての人に門戸を開かれるべきです。すなわち報酬問題も選挙権と同時に被選挙権の保障という民主主義の問題として検討されるべき課題ではないでしょうか。我が党は少なくとも議会議員の報酬は専従職として、その役割が果たせるよう、地域の平均的な勤労者の収入程度は必要なものと考えておりますが、本町議会の議員報酬は、そのような条件を満たしているとは言いがたい状況にあり、
引き下げることには賛成できません。
2つ目に、これらに関して、一部住民から、議員定数の削減でありますとか、あるいは報酬を
引き下げるべきだという声があることについては、私どもよく承知をしています。その場合、自治機能としての議会の必要な役割と、その処遇等について、すなわち民主主義のコスト論として丁寧に説明をし、理解を求めていくことこそ、私は、議会と議員の役割ではないかというふうに考えるわけであります。安易な迎合は議会みずからの役割を軽んじることでしかないというふうに思います。俗な言い方をすれば、安売り、バーゲンのようなことをやるべきではないということであります。
3つ目に、しかし同時に、そのようにしか映っていない議会や議員の活動の不十分さ、これらについては真摯に受けとめ、議員みずからが、また議会全体としても、自己研さんに努め、住民の負託に応えられる努力を惜しまないことが必要だというふうに考えるものであります。
4つ目に、最後になりますけれども、その意味においても、その議会機能強化のために設置された議会改革特別委員会の副責任者が、その議論を経ず、今回の提案に至ったことは、その役割と機能を自己否定するものでしかない。私はそのように思えてなりません。議会改革特別委員会の責任者の立場からも一言苦言を申し添え、反対の討論といたします。
以上であります。
○(
山本圭一議長) 4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員)
議員提出議案第2号に対して反対の討論をさせていただきます。
まず、1点目は、この提出された文言ですけども、公文書でありますが、この中の内容は、かなり欠落をしている部分があります。これは議会に提出されるものというよりも、もう一度再提出をしていただく必要があるのではないかというふうに理解をいたしております。
そして、2点目は、この委員会におきまして、かねてよりさまざまな協議がなされておりました。そこで報酬審議会に一度かけて、どうするんだという議論まで進んでたわけであります。その中で、
東日本大震災が発生をして、一旦その話が凍結になったという経緯がございます。そこのところを提出者の方は十分御理解をいただき、対応していただくべきではなかったかというふうに思います。そして、大山崎町の報酬審議会、こちらもありますが、こちらのことも全く無視をされた上で、この提出をされております。
委員会におきまして、今後の議会がどういう形をとっていくのか、そして、いずれかの中で、次世代をつくっていかなきゃいけない。育成していかなければいけない。議員として。そのときにどういう形の報酬がいいのかどうか、そういうことも提出者に対して質問させていただきました。当然これは民主主義にかかわる経費であります。それに対しては、全く言われるとおりだというお答えを提出者からいただきました。恐らくそれはもう十分御理解をされている部分だというふうに思います。やはりこのような議案を提出する場合、パフォーマンスでこういうものを出すのではなく、しっかりと議会のコンセンサスを得た上で、話し合いの中でしっかり出していく、このことが重要であるというふうに理解をしておりますので、反対とさせていただきます。
○(
山本圭一議長) 1番 岸
孝雄議員。
○1番(岸
孝雄議員)
議員提出議案第2号について、反対の立場で意見を述べさせていただきます。
本議案の審議の過程で、複数の議員から複数の質問がございました。いずれも提出者のほうから、明確な回答がなかったというのが1点ございます。また、私のほうも、本議案は、第36号議案と連動しての提出という意図を確認しておりましたので、有期的な、有期限の条例なのか、あるいは無期限の条例なのか、こういった質問をさせていただきましたが、いずれもまだ意思決定がされてないという御返答をいただいております。したがいまして、提出者の確定した意図が定まってない段階での賛同はできないものという判断で、反対の意を表明させていただきます。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
8番
波多野庇砂議員。
○8番(
波多野庇砂議員) 本
提案理由につきまして、町の運営に責任を持つ議会が、現在の町の財政状況を考え、議員みずからが財政再建に意識を示し、立ち向かうため提案するとあり、賛成したものであります。
なお、先ほど、39号議案に賛成したわけであり、つまり、議員を民間でいう経営者、社外重役と考えれば整合性のあるものと考えるものであります。
以上です。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
議員提出議案第2号
大山崎町議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手少数です。
したがって、
議員提出議案第2号
大山崎町議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正については、否決されました。
──
―――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山本圭一議長) 日程第20、
意見書案第3号 京都府(京丹後市経ケ岬)への
米軍Xバンドレーダー配備計画の撤回を求める
意見書案を議題といたします。
本案について、提出者に
提案理由の説明を求めます。
10番 朝子直美議員。
○10番(朝子直美議員)
意見書案についての提案説明をさせてもらいます。
事前に各会派の皆様のところに賛同いただくようにというお願いに回らせてもらってまして、簡単に説明をさせていただいています。また、文面も読んでいただいていると思いますが、少しつけ加えましたらば、これらさまざまな、今、防衛省等による説明会等が現地で行われているんですけれども、こちらにも書いてますけども、さまざまなこうした不安に対してまともな返答が、やはり防衛上の機密ということでなされていない状況であります。防衛省や京都府のほうは、京丹後市の地元の意見を尊重するということを言っているようですけれども、まだ、京丹後市のほうは、今、議会もされており、その後に少し主張のほうは、議会の意見等も聞いて態度を表明するようなことも聞いておりますけども、日に日にこの中身がわかるにつれて、地元住民のほうの不安も高まっているということであります。京都府全体の問題と考えて、やはり、この町議会から意見書をぜひ国のほうに出していければと考えておりますので、ぜひ、皆様の御賛同をお願いしたいと思います。
以上です。
○(
山本圭一議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) ただいまの
意見書案第3号に対して、
大山崎クラブとして反対の討論をさせていただきます。
今現在、極東における安全保障、これを担保するために、この米軍のXバンドレーダー、これは大変重要なアイテムだというふうに理解をいたしてます。また、この近辺におきましては原発がございます。今、北朝鮮は何をねらっているか、原発に対してテロを起こすということをはっきり言っております。そういうことも勘案しまして、このXバンドレーダー、これはもう最低限必要なものだというふうに理解をいたしております。全く平和ぼけした意見書であるというふうに解釈をいたしますので、反対とさせていただきます。
以上です。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
1番 岸
孝雄議員。
○1番(岸
孝雄議員) 本
意見書案に反対の立場で意思を表明させていただきます。
本内容を拝読させていただきますと、この対象地というのは、もう既に今、航空自衛隊、京ケ岬レーダーサイトがある地でございます。レーダーを設置するに最適の地であるという判断がなったものと推測されます。また、当該地域住民、あるいは当該行政の長の判断を、これは当然尊重すべきであるという立場で、この場で賛成・反対の意を唱えるものではないという判断で、この
意見書案に対しては、反対の意を表明させていただきます。
○(
山本圭一議長) ほかございますか。
3番 高木 功議員。
○3番(高木 功議員) この
意見書案に対して、反対討論を行います。
住民の安全にしましても、レーダー基地にしましても、今議論がなされていますので、国の推移等を見守りたいと思いますので、この意見書については、公明党としては反対いたします。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
8番
波多野庇砂議員。
○8番(
波多野庇砂議員)
米軍Xバンドレーダー配備計画についてですけれども、意見書の趣旨に賛成するものであります。しかし、一方、このようなレーダー基地については必要であると認識するもので、その候補地として、我が国の領土、竹島を推せんするものであります。
以上です。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
7番 小泉 満議員。
○7番(小泉 満議員) 会派維新、要望で賛成とさせていただきます。
京丹後市の
米軍Xバンドレーダー配備計画の場所は、人家が近くにあるということです。したがって、十分に住民の意見・要望等を受け入れ計画されることをお願いして、賛成とします。
○(
山本圭一議長) ほか。
11番
堀内康吉議員。
○11番(
堀内康吉議員) 今、我が国の防衛をめぐって非常に大きな焦点となっているのは、この6月議会で、私ども同僚議員が一般質問でも取り上げましたように、憲法をめぐる問題です。これは7月の参議院選挙の重要な争点ともなっているものであります。この意見書は、直接的には京丹後市に設置されるアメリカ軍の基地のXバンドレーダーの配置をやめようというものでありますけれども、背景にあるのは、日本の防衛、これからの日本の進路全体をどう進めていくのかと、こういうものが問われている問題であるというふうに思います。以前に、日本の自衛隊が果たしている役割が一体どういうものかということを、P3Cといういわゆる対戦哨戒機、この役割を紹介して示したことがあります。つまりアメリカのジャイアントトークという、そういうレーダー基地を介しなければ全く機能しない飛行機だということであります。この京丹後市に設置されます、このXバンドレーダーも同様のものでありまして、日本の国土を守るために設置されているものではないと。アメリカ本土への核ミサイルの迎撃、これに役割を果たそうという、そういうものであります。今、日本国内にある沖縄の基地を初め、なぜ、戦後68年たってアメリカ占領軍の基地が日本を拠点にして世界にない規模と量で設置されているのか、あるいはまた、仮に他の国にある基地等については、当然、固定資産税もいただく、必要な経費も全部アメリカ持ちであるにもかかわらず、日本国内においては全てが無料で、まさに、在留米軍の至れり尽くせりの関係にある。こういう、まさに治外法権的な状況になっているというのは御承知のとおりであります。
今回の設置に当たっても、当然地元住民などは、このXバンドレーダーが出しますいわゆる電磁波、電子レンジ1,000台分とか、いろいろ言われているわけですけれども、このことによって起こる人体被害、住宅地の直近にできるというようなものは世界にないわけでありまして、アメリカ本国でも森林の中であったり、青森の車力というところに、このレーダーがありますけども、これは大きな深い森の中に設置されているものであります。人家の直下にこんなものを設置するというのは到底考えられないことでありまして、文字どおり、沖縄で起こっている問題が今京都北部で起ころうとしている。こういう状況にあるわけでありまして、地元の住民がもちろん賛成・反対という問題もありますけれども、この平和の都京都にアメリカ軍の基地置いていいのか、こういうことが問われているわけでありますから、本町議会としては、全会が一致して、私は声を上げるべきだと、そういうふうに思いますので、御賛同いただけますように、もう一度申し上げ、賛成の討論といたします。
以上であります。
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
意見書案第3号 京都府(京丹後市経ケ岬)への
米軍Xバンドレーダー配備計画の撤回を求める
意見書案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手少数です。
したがって、
意見書案第3号 京都府(京丹後市経ケ岬)への
米軍Xバンドレーダー配備計画の撤回を求める
意見書案は否決されました。
──
―――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山本圭一議長) 日程第21、決議案第1号
橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」等に関する決議案を議題といたします。
本案について、提出者に
提案理由の説明を求めます。
12番
安田久美子議員。
○12番(
安田久美子議員) 一般質問でも詳しく述べさせていただきました。ここでは簡単に書かせていただいております。ぜひとも、この決議案に賛成をいただきたいなというふうに思っております。国連からも日本政府にちゃんと勧告しろということで、日本政府に対して勧告を行っているという事実もあります。このもとで、これは5月13日に起こったことですが、この6月16日に、今東京で都議選が行われてます。ここでも、この橋下 徹共同代表は、慰安婦に対してまだ発言をいたしております。ここでの発言というのが、このように言ってます。「慰安婦問題でも、僕は自分が言っていることは間違っているとは思っていない。文句を言われることを恐れて、言うべきことを言わなければ、日本の改革なんてできるわけがない」というふうに言い、開き直っています。やはり同じように、戦争当時も世界各国の軍が慰安婦を必要していたことは歴史的事実だということもまだ言っております。日本が不当に屈辱されているのなら、異議申し立てをする。それが日本の政治家の姿だというふうには言っておりますが、歴史的にも明らかになっているように、第2次世界大戦で組織的に慰安婦制度をつくったのは日本とドイツだけだということも実証されていると思います。このように、人権を無視をして、また歴史をゆがめるということに侵害いたしておりますし、私自身は非常に怒りを持っております。どうか、ぜひとも大山崎の町議会として、この橋下市長に対して強く抗議することをよろしくお願いしたいと思います。
○(
山本圭一議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。
6番 森田俊尚議員。
○6番(森田俊尚議員) 先ほどおっしゃいましたけども、大山崎町として、橋下市長という言い方おっしゃったんですけども、まず、大山崎町の中で、若干1名、維新の会を代表する方がおられますので、その方との話し合いとか、意見の交換というのはされたんですかね。
○(
山本圭一議長) 12番
安田久美子議員。
○12番(
安田久美子議員) いえ、維新の会の方とは相談はいたしておりません。この件については。
○(
山本圭一議長) 6番 森田俊尚議員。
○6番(森田俊尚議員) 一番近しい方で、維新維新ということをおっしゃってますので、その方の意見を参考として聞きたいなと思った次第です。
以上です。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
1番 岸
孝雄議員。
○1番(岸
孝雄議員) 本決議案に反対の立場で表明させていただきます。
この発言というのは、大阪市長としての発言ではないように報じられております。であれば、政党人たる、つまり日本維新の会の共同代表たる橋下 徹氏の意見であれば、これはもう政党の見解と感受されるものでございまして、町議会として、特定の政党人の方の発言に対して、謝罪、あるいは撤回を求めるような趣旨のものではないと、このような認識で反対をさせていただきます。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
3番 高木 功議員。
○3番(高木 功議員) この決議案について反対いたします。
この内容はわかりますけれども、この問題は、大阪市長の問題であり、提出なさるならば、個人で提出されるか、会派で提出されるかだと思いますので、この決議案に対して、公明党としては反対いたします。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。
11番
堀内康吉議員。
○11番(
堀内康吉議員) 一言だけ申し上げておきたいというふうに思います。
大阪市長の見解であり、大阪の問題だとか、あるいは政党の問題じゃないのかというようなお話がございました。しかし、それらの定義はともかくといたしまして、この発言については、日本国内はもとより、世界から批判の声が上がっているものであります。また、京都においても、京都府議会初め多くの議会で、この発言撤回を求める決議案が相次いで起こっています。そのような中において、本
大山崎町議会がこの発言に対して黙ろうというようなことは、絶対にあっては私はならないことだと思います。大阪市長であれ、あるいは政党の問題であれ、道理のないものには住民の代表として議会がはっきりと声を上げるべきだということを申し上げ、ぜひ御賛同いただきたいということをお願いをして、討論といたします。
以上であります。
○(
山本圭一議長) ほかございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
決議案第1号
橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」等に関する決議案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
(挙手する者あり)
○(
山本圭一議長) ありがとうございました。挙手少数です。
したがって、決議案第1号
橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」等に関する決議案は、否決されました。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
──
―――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山本圭一議長) これをもって本日の会議を閉じ、平成25年
大山崎町議会第2回定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。
12時49分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
大山崎町議会議長 山 本 圭 一
会議録署名議員 堀 内 康 吉
会議録署名議員 安 田 久美子...